About この曲について

2018年公開の映画「A Star Is Born(アリー/ スター誕生)」の主題歌。Lady Gagaとブラッドリー・クーパーによるデュエット曲で、アカデミー賞歌曲賞を受賞した。

映画の中で、二人が初めてステージで共演するシーンで歌われる、物語の核となる楽曲。


映画館で観た時、ミュージカルもガガも好きな私は、この曲に一瞬で引き込まれた。

ブラッドリー・クーパーの低く渋い声と、ガガの力強く透明な歌声。二人の声が交わる瞬間、そこには理屈じゃない、離れられない運命的な関係が描かれている。この曲で、私はブラッドリー・クーパーという存在を知り、そして好きになった。

あの声、あのギターを抱える姿。エロかった。本当に。


Lyrics 歌詞のポイント

I'm falling

この曲で何度も繰り返されるこのフレーズ。

"falling"——落ちていく。これは単なる物理的な落下ではなく、恋に落ちる(fall in love)という意味も含んでいる。不安と解放感が同時に存在する、コントロールできない感情の動き。

単に聞き取れたのか、声がエロすぎたのかわからないが、映画館で聴いた二人それぞれの声がずっと耳に残っている。 このfalling、という言葉の持つ不安と解放感のようなものと二人の持つ雰囲気がとても印象深い。


Favorite Lines 口ずさみたいフレーズ

In the shallow

サビのこのフレーズ——「浅瀬で」。

shallow(シャロウ)は「浅い」という意味。深い海ではなく、浅瀬。足がつく場所。安全な場所。でも、この曲では「ここににいるままでいいの?」と問いかけている。

カラオケで歌う場合、この "shallow" の発音がポイント。「シャロウ」と柔らかく発音することで、曲の雰囲気が出る。

I'm falling

この繰り返しも、思わず一緒に歌いたくなる。二人の声が交わる瞬間、落ちていく感覚。

デュエット曲なので、誰かと一緒に歌うと特に盛り上がる。ブラッドリー・クーパーのパートは低めの声で、ガガのパートは力強く——役割分担することで、映画のシーンを再現できる。


Music Video MVの見どころ

「Shallow」のミュージックビデオは、映画「A Star Is Born」のワンシーンそのもの。ロサンゼルスのGreek Theatreで撮影されたこのシーンは、映画の中で最も重要な転換点となっている。

駐車場でAlly(ガガ)が歌っていた「Shallow」を、Jackson(ブラッドリー・クーパー)が自分のライブで披露することを決める。そしてステージの袖で待つAllyに、"Trust me"(俺を信じろ)と言って、彼女の背中を押してステージに上げる——このシーンが、Allyのスター誕生の瞬間だ。

監督のブラッドリー・クーパー自身が、この曲を歌いながら演じている。カメラワークは、観客の視線、二人の表情、そして二人の間の緊張感を丁寧に捉えている。

最初は不安そうにマイクの前に立つAlly。でも、歌い始めた瞬間、彼女の中に眠っていたスターとしての輝きが溢れ出す。Jacksonの低く渋い声と、Allyの力強く透明な歌声が重なり合う瞬間——それは、二人の運命的な関係の始まりでもある。

このシーンは、映画のクライマックスではなく、物語の始まり。だからこそ、何度見ても胸が熱くなる。


今の私と、この曲

大好きな二人の、尊いデュエット。

ガガは私の中学時代からの憧れ。そして、ブラッドリー・クーパーは、この曲で知り、この曲で好きになった。

理屈じゃない。離れられない。運命的な関係。

この曲が描くのは、そんな二人の物語だ。