About この曲について

2020年5月29日リリースのアルバム「Chromatica」収録曲。Diana Rossの「It's My House」をサンプリングしたディープハウスナンバー。ライブの定番曲で、現在のガガが表現された曲だと言われている。


Netflixのドキュメンタリー「Gaga: Five Foot Two」を見て、ガガの人間的な部分をもっと知りたいと思った。

この曲を聴いた時、ガガのありのままがそこにあると感じた。素のガガが滲み出ている。強烈にそんな雰囲気を感じた。重みがあった。


Lyrics 歌詞のポイント

replay

タイトルにもなっているこのフレーズは曲の中で何度も繰り返し再生される。

ガガは公にPTSDについて語っている。この曲は、PTSDのトリガーがどのようなものかを抽象的に説明した曲だとも言われている。ガガのトラウマが何度も繰り返し蘇る感覚なのかもしれない。

The scars on my mind are on replay

傷跡が、何度も何度も再生される。この言葉の重なりが、曲のテーマそのものを表している。

"the scars"——特定の傷跡。ガガの人生の中で繰り返し思い出される痛みはどのようなものなのだろう。

この曲の歌詞は、感情的虐待の壊滅的な影響と、有害な関係に閉じ込められた経験を描いている。"on replay"という表現は、止められない繰り返しを表す。自分の意思とは関係なく、何度も何度も勝手に再生されてしまう感覚。


Favorite Lines 口ずさみたいフレーズ

On replay

"on replay"——リプレイモードになっている状態。"on repeat" と似ていて、自分の意思とは関係なく、何度も何度も勝手に再生されてしまう感覚。止められない繰り返し。

このフレーズが曲のタイトルにもなっていて、何度も繰り返される。シンプルで覚えやすい。

I don't know what to do, you don't know what to say

コーラスの最初の部分、ガガも私と同じ、みんなと同じ人間なんだなと思った。

「何をすればいいかわからない、あなたも何を言えばいいかわからない」——この無力感が、多くの人の心に響く。カラオケで歌う場合は、この部分を感情を込めて歌うと、曲全体に深みが出る。


Music Video MVの見どころ

「Replay」には公式のスタンドアロンミュージックビデオは制作されなかったが、この曲のテーマは他のChromaticaの楽曲のビジュアルに影響を与えている。

特に「911」のミュージックビデオには、ガガが経験してきたことを表すシンボルや傷跡が登場し、「The scars on my mind are on replay」という歌詞と繋がっている。

Chromaticaアルバム全体が、ガガの精神的な旅路を視覚的に表現しており、「Replay」はその中で感情的虐待とトラウマの繰り返しを音楽的に描いた重要な楽曲となっている。

Diana Rossの「It's My House」のサンプリングを使ったフレンチハウス調のサウンドに、ガガのゴースト的なボーカルが重なることで、過去の傷が何度も蘇る感覚を音楽的に表現している。


ガガを目指したい

ガガがここまで人間的に表現できるのは、ガガが自分と向き合い、全力でいるからだと思う。ガガの人生経験と、自分と向き合うまっすぐさが強いから。

私はそこまで行けていない。しょうがないし、悔しいわけでもない。でも、ここまでの深い想いになれていないのに、日々にぐちぐち言ったり気力を無くしたりしている。そんな自分が情けない。

ガガを目指したい、と思った。

昔は「ガガを目指す」なんて現実的じゃないと思っていた。でも、こうやってガガを知ることで、ガガが私の目標になってくれている。スターであり、目指したい像になってくれている。それが嬉しい。

ガガと人生の中で繋がれていること。ガガを通して、私の人生や価値観が積み上げられていること。この曲を聴いて、そんな気持ちになっている。